InDesignで普段お仕事してて、時々思う、こんな機能があったらいいな。
1、相対罫
写研の電算写植であった機能なんだけど、改行したところで、この座標を0,0とするよーってのを決めて、
0,0から右に向けて線を引くよ。下に向けて線を引くよ。右に○mm移動してここから下に線を引くよ、と繰り返し線の引き始めを決めていく。
改行して文字を入力する×繰り返し
必要な場所で縦罫の呼び出し、横罫の呼び出しをすれば一気に線が引ける。
これができれば、例えば簡単な囲み記事なんかで、どこで改ページになっても構わないよーって場合に、便利なのよね。段落背景色ではできない、点線での囲みとかが、相対罫だと簡単にできる。
2、振り分け
簡単な表とかにも使えるけど、
○○○ △△△
○○○ ××× △△△
○○
こんな感じのを1行の扱いでできる。幅○mmで○の部分、○mmで×の部分、○mmで△の部分って感じでできて、揃えも決められる。今こういうのをInDesignでやるとしたら、一番簡単なのは表にしちゃうことなんだけど。InDesignの表って、その前後の文字とのアキを表の前後のアキとして設定するので、本文がグリッドに揃ってる場合に結構面倒くさいんだよね〜。
3、行スペース・字スペース
行スペースはつまり、行方向のスペースで、余った行方向のスペースを、そこで吸収するよって感じ。言ってみれば右インデントタブの、行方向のヤツかな。複数入れられる。
字スペースはようは右インデントタブみたいなものなんだけど、文字送り方向の余ったスペースをそこで吸収するよってモノなので、右インデントタブと違って、1行に何個も入れられる。